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活動成果
阪大 ― KAIST交流
参加報告書
大阪大学工学研究科生命先端工学専攻
細胞動態学領域 福井研究室 博士後期課程2年
和田 直樹

 私は、標記シンポジウムに大阪大学側の学生代表として参加しました。日本側の取りまとめ役として、KAIST側とのプログラムなどについての議論、日本側学生の航空券の手配、必要事項の連絡まで様々な仕事をさせていただきました。準備期間が短かったこと、韓国が旧正月に入っていた事もあったと思いますが、なかなか思うように仕事が進まず、当日までに間に合うだろうかとヒヤヒヤした時もありました。しかし、こちらが提案した、「口頭発表で自己紹介を含めた研究紹介を簡単に行い、ポスター発表で詳細に説明を行う」という発表形式が採用された時には、シンポジウムを自分たちで作っているという実感を得ることができました。当日、朝に行った口頭発表には多くの方々に参加していただき、それぞれの個性あふれる発表を聞くことができました。ただ一つ、少し残念だったのは、思ったよりもポスター発表に人が来なかったという事です。もしかすると、朝に行った研究紹介を聞いた結果、自分の興味と違いすぎるのでポスター発表まで行こうとは思わなかったのかもしれません。しかし一方で、朝の発表を聞いて興味をもち、ポスター発表を聞きにきてくれた方々がいた事は、自分にとっても非常に自信になりました。また、1対1に近い状況で、自分の研究を英語で説明するということは、KAISTの学生との交流という点でも、またこれからの自分の人生にとっても、非常に意味のある経験だったと思います。

 今回のKAIST訪問にあたって、KAISTの学生の方々には非常に親切にしていただき、様々な交流を行う事が出来ました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。最後になりましたが、旅費を支給して頂いた大学院GP「国際連携大学院FDネットワークプログラム」(取組責任者 金谷茂則教授)に感謝いたします。