横山研究室top -> 研究室の装置紹介 -> ペイントシェーカー(RED-DEVIL)

 当研究室では、顔料(有機半導体)の微結晶を細かく粉砕し、均質な膜を形成するの に用いています。実験としては、サンプル管の中の溶媒に顔料粉末をビーズとともに投入し、この装置の腕の部分にセットすると、すさまじいスピードで上下左右にシェイクされ、均質な顔料分散液が調整できます。ちょうど、かち割り氷とリキュールをシェーカーに入れて名バーテンダーが振ると、氷がきめ細かくておいしいカクテルができるのと同じです。その他の用途としては、太陽電池でよく用いられる酸化チタンを砕いて、粒径を小さくするためにも用いられています。
運転図
実際に装置を動かしているときの様子です。あまりに高速で動いているため、なんだかよく分からないかもしれませんが、これで一気に顔料の粉砕が行えます。