博士前期課程

分野授業科目担当教員単位数講義内容備考
必修選択
生物学生命工学
Molecular Biotechnology
金谷教授
高野准教授
2本講義では,「生命の基本原理の探求」と「新たな生命機能の創出と利用」を目的とする生命工学について概説する。特に,近年目覚ましい発展を遂げた組み換えDNA技術について解説するとともに,この技術を用いることにより,生命体の中心的役割を担っているタンパク質の構造や機能に対する私達の理解がいかに革命的に深められたかを具体例をあげて紹介する。
細胞動態学
Dynamic Cell Biology
福井教授
松永准教授
2生命や生命現象を、時間軸を考慮した視点で捉えなおした新しい生命化学を開拓する。その流れを縦軸とし、遺伝子・ゲノム、タンパク質、細胞・組織の各段階での生命現象のダイナミクスを取り上げて考察する。1.遺伝子・ゲノムレベルでのダイナミクス。2.タンパク質レベルでのダイナミクス。3.細胞・組織レベルでのダイナミクス。
生物化学工学特論
Biochemical Engineering, Adv.
大竹教授
大政准教授
21. 神経生物学の基礎
2. バイオプロダクションエンジニアリング
医用工学
Medical Engineering
(島本講 師)2すべての蛋白質の3次元構造を決定しようという構造ゲノムプロジェクトが国際協力研究として動いている。本講義では,年間1000個以上の蛋白質の立体構造が決定される状況下の創薬支援システムを紹介する。特に,組織内蛋白質の同定,結晶化条件としての大量発現,医薬分子が作用する”現場を見る”ためのX線解析,医薬を自由自在に設計する方法,につき激変するビジネス環境下での本質的動向を伝える。
化学生命物理化学
Physical Chemistry in Life Science
福住教授2本講義は,生命現象に関連する物理化学の原理,応用について量子化学,化学平衡,反応速度論を中心に講義する。特に生命の根源である呼吸鎖,光合成における電子伝達系について理解を深める。
超分子認識化学
Chemistry on Supramolecular Recognition
藤内准教授2分子認識の本質を宇宙における物質の階層構造に基づいて考察し,分子組織体を設計するための基本原理を学ぶ。原子間の共有結合でつくられる分子は,情報担体であり,弱い非共有結合によりその情報を表現する。この情報表現に適した分子構造を知るために,タンパク質・核酸・糖・ステロイドなどの生体分子に注目する。分子認識の担い手である包接化合物,ホストゲスト複合体,超分子などの分子組織体を各論で紹介する。
光化学とケミカルバイオロジー
Photochemistry and Chemical Biology
菊地教授2Chemical Biologyとは化学を用いて生物学の疑問点を直接解析する研究分野である。近年のChemical Biology全体の研究動向を特に欧米にける状況を中心に概説し,特に光化学を用いたChemical Biology研究展開について紹介する。
生命機能化学
Biofunctional Chemistry
伊東(忍)教授2本講では、生体内反応の高い活性や選択性に焦点をあて、それらの発現機構の詳細について有機・無機化学的な観点から論ずる。
化学工学特論
Chemical Engineering Adv.
(芝田講師)
(三浦講師)
2化学及び生物生産プロセスに関する反応システムと分離システムの解析、設計、最適化について講述する。さらに、地球環境問題へ取り組む技術等、応用的側面についても講義する。応用化学専攻科目
計算機化学
Computer Chemistry
(江原講師)
(上野講師)
2小分子の他に蛋白質や高分子などの巨大分子についても計算機化学はMD(分子動力学)やMM(分子力学)により、分子エネルギーに関する精確な情報を与えることができる。本講義では、化学の諸分野における計算機化学の利用の実例をあげ、計算機化学の基礎の理解と応用力を養うことを目的とする。さらに化学情報の発生・加工・流通について解説する。とくに、化学文献や特許情報などのデータベース検索方法について詳述する。応用化学専攻科目
物理学先端物性工学
Advanced Physics and Engineering
高井教授2電子線と固体との相互作用の物理とその先端応用について解説する。電子の発生と電子光学,電子の固体による散乱と結晶による回折現象,電子回折動力学理論と電子波干渉による結像理論を解説し,原子構造,組成,電子状態を調べるための最新技術の原理とその応用例について紹介する。
表面分析工学
Engineering of Surface Analysis
木村准教授2物質の表面の分析手法は様様なものがあるが,電子やイオン等の粒子を用いた表面分析手法を紹介する。粒子により分析する原理と装置構成,さらに応用について幾つかの分析装置をもとに述べる。
ナノ物性計測工学
Nanometer-Scale Characterization of Solid State Properties
菅原教授2ナノメートルスケールでの固体表面の様々な物性計測法について述べる。精密科学・応用物理学専攻科目
フォトニック情報工学
Photonic Information Technology
伊東(一)教授2光の持つ情報の中で最も重要な情報のである空間情報と分光情報の伝播を定量的に取り扱う枠組みと,その計測と解析,そして利用法について論ずる。
1.分光画像とは
2.分光画像の形成
3.分光映像法の分類
4.測光学と分光画像
5.波動光学と分光画像
6.干渉分光映像法
7.分光画像の利用
時空間フォトニクス
Temporal-Spatio Photonics Technology
西澤准教授
小西准教授
2本講義は,光の持つ時空間的な多次元性について波動光学的に取扱う枠組みと,光の時空間情報の計測と制御,そしてその利用法について論ずる。
1.超高速光学の基礎
2.光波の時空間表現
3.光の時空間情報の計測と制御(時空間変換)
4.光の時空間的な多次元性の利用
光計測工学
Photonic Sensing
井上教授
河田教授
2ナノフォトニクス概論
1. Abbeの結像理論と回折限界
2. 共焦点顕微鏡と3次元イメージング
3. 表面プラズモンと高感度センシング
4. 近接場光学とナノ分光イメージング
5. 非線形顕微鏡と機能イメージング
「超解像の光学」(学会出版センター)を教科書に用いる
精密科学・応用物理学専攻科目
応用表面科学
Applied Surface Science
渡部教授
志村准教授
2表面・界面の原子構造と電子状態の解析,機能表面の応用研究についての最近のトピックスを紹介する。
表面原子制御特論
Atomically Controlled Surface Processing
桑原教授2表面・界面の電子構造と電子状態の解析、機能表面の応用研究についての最近のトピックスを紹介する。精密科学・応用物理学専攻科目
レーザー分光学
Advanced Laser Spectroscopy
兼松教授
渡部教授
志村准教授
2レーザーの原理と特徴、光と物質の相互作用、物質系のダイナミクスについて概観し、光学スペクトル論とレーザー分光法の基本について学ぶ。レーザー分光技術開発の動向とレーザー科学研究の展開について、最先端の話題を紹介する。
共通科学技術政策論
Science and Technology Policy
福住教授2科学技術政策は,国の産業の将来を決め,結果的に経済に大きな影響を及ぼすという点で極めて重要である。科学技術が,産業と構造的にどのように関連するかを理解するため,科学技術政策の現状分析を示す。さらに,科学技術の新たな課題を提起し,新しい政策の可能性について述べる。本講義にふさわしい講師を学内外から招く。開講せず
物質生命工学特別課題演習*
Research Exercise in Special Topics
全教員4新しい学際研究領域を開拓,発展させる能力を養成することを目的とし,所属研究室以外の1研究室を選択させ,その研究分野の研究実習を受けて自己の研究分野以外の研究手法の基礎を習得させる。その研究テーマは研究企画ゼミナールにより決定し,その実行を指導する。
生命先端工学特別講義�
Special Topics on Advanced Science and Biotechnology I
(田中講師)
難波教授
2外国人招聘教授が生命先端工学における最新の研究トピックスを英語で紹介し,その将来展望について議論する。
生命先端工学特別講義 �
Special Topics on Advanced Science and Biotechnology II
(渡辺講師)
(堤講師)
2生命先端工学における最新の研究トピックスを紹介し,その将来展望について議論する。
物質生命工学ゼミナール
Seminar on Special Topics on Material and Life Science
全教員8所属研究室において専門的な問題について討論し,研究を進める基礎を習得させる。
生命環境化学特別講義I
Special Lectures on Bio-Environmental Chemistry I
福住教授 他2グローバルCOEで招聘する外国人教授による講義を英語で行う。生命環境科学における最新トピックスを英語で紹介し、その将来展望について講義する。
生命環境化学特別講義II
Special Lectures on Bio-Environmental Chemistry II
福住教授 他2
ESP先端化学A
ESP Frontier Chemistry A
UEDA-SARSON特任講師1大阪大学大学院グローバルCOEプログラム「生命環境科学グローバル教育研究拠点」の一環として地球環境・資源エネルギー問題の根本的解決に向け、生命環境科学について幅広い視野から国際的に活躍できる人材を育成する。本授業は、生命環境科学に関係の深い話題を英語で講義することにより、化学英語を習得させることを目的とする。
ESP先端化学B
ESP Frontier Chemistry B
UEDA-SARSON特任講師1E-Learning授業。先端化学に関するE-Learningコンテンツの講義・演習を行う。大阪大学大学院グローバルCOEプログラム「生命環境科学グローバル教育研究拠点」の一環として地球環境・資源エネルギー問題の根本的解決に向け、生命環境科学について幅広い視野から国際的に活躍できる人材を育成する。本授業は、生命環境科学に関係の深い話題を英語で講義することにより、化学英語を習得させることを目的とする。
工学英語�
English for Engineering, I
(野口講師)
東條講師
藤田講師
奥西講師
黒田講師
2大学院で習得する学習・研究能力を国際的な場に発展させるために,英語による理解・表現の基礎能力を養成することを目的とした授業を行う。具体的には,インターネット活用による英語自己学習システムの履修,電子メールによる担当講師とのコミュニケーションおよび課題提出,英会話力の自己研鑽とTOEIC・TOEFLなどの検定を視野に入れた学習を行う。
工学英語�
English for Engineering, II
(野口講師)
東條講師
藤田講師
奥西講師
黒田講師
2大学院で習得する学習・研究能力を国際的な場に発展させるために,英語による理解・表現の応用能力を養成することを目的とした授業を行う。具体的には,専門分野の論文の読解や作成,研究成果に関するプレゼンテーションやディスカッションなどを含む国際会議等での英語によるコミュニケーション能力の基礎を養成する事を目的とする。

* 所属講座の専門分野(生物, 化学, 物理)以外の1講座を選び,その研究分野の研究実習を受けること。

  • 修了要件
    • 上記科目から必修科目を含めて14 単位以上,選択科目については,生物学・化学・物理学の3分野の授業科目のうち,2分野以上にわたり単位を修得し,全体で30単位以上を修得し,修士論文の審査に合格すること。
    • ただし,工学英語I・IIは,上記科目から必修科目を含め14単位以上の中には含まれないので注意すること。